色移りしやすいラバー

所要時間: 5
West Ward Bound 以前に扱ったラバーのケアのシリーズでは、基本的に強い色である黒や赤といったものを中心にしていましたが、最近多く見られるようになったトランスペアレント(透明)ラバーやホワイト、ピンク、イエローなどといった「弱い色のラバー」の取り扱いについて、簡単にまとめていきます。
 
 弱い色のラバーとは、
 
 ・黒、濃い赤を除いた、明るい色のラバー
 ・トランスペアレント(透明)系のラバー
 ・メタリック系のラバー
 
と大別できますが、こちらのカラーチャートで例を挙げると、S10 Black、S30 Red、S70 Olive Green、S111 Royal Blue、S20 Plum、S131 Chocolate、S110 Mid Blueあたり以外は、全て弱い色と考えてほぼ差し支えありません。

 次に絶対に避けなければいけないことは、通常のラバーの扱いに加え、
 
  1. 金属との接触を避ける
    接触時間にもよりますが、変色がおこります(特に銅がマズイのですが、他の金属でも共通と考えてください。水と金属が一緒に接触していると、短い時間でも変色がおこる可能性があります)
  2. 強い色のラバーと一緒に保管しない
    接触時間にもよりますが、色移りをすることがあります
  3. 紫外線、酸素(オゾン)を避ける
    これは共通項目となりますが、くすんだ色合いになったり、色褪せ、場合によっては黄ばみをおこしたりします(これを避けるトリートメントFade Stopが登場しましたが、まだ未経験のためあげておきます)
  4. 高温を避ける
    タバコの火種や暖房の吹き出し口など、通常考えられる温度よりも高温に晒されると変色をおこします
 
West Ward Bound1について
ラバーウェアにほぼ付いているジッパーが金属製であることがあります。その場合、ジッパーの裏にフラップ(当て布のようなもの)が付いているものと付いていないものがあるため、注意が必要です。フラップが付いている場合、常に接触している部分ですので変色などをしてもしょうがないと考えてください。またジッパーの裏にあたるため、目立ちにくいという効果も。フラップがない場合は、保管時にジッパーが他の部分に接触しないようにする必要があります。ラップやビニール、紙などで、ジッパーの部分を覆うのが良いでしょう。
ジッパーだけでなく、スナップボタンの場合でも同じようにボタン部分を覆うことで他の生地部分との接触を避けることができますが、ジッパーと違いこのスナップボタンはラバー生地に直接取り付けられているため、その取り付け箇所の周りから時間と共に変色が徐々に起こります。ケースにもよりますが、およそ数ヶ月〜1年ほどでその変色が目に止まるようになります。
 
2について
アイテムごとにビニール袋に入れ保管することで避けることが出来ますが、コーディネート時に強い色のラバーと一緒に着用することで、色移りする場合があります。短時間で色移りするということは稀にしかありませんが、色移りするまでの時間をより長くするという解決策しか今のところありません。ですので、同系統の色合いのものでコーディネートを行うか、ある程度の色移りがおこる可能性を承知の上で着用するかの選択を迫られることになりますが、同系統のものですとかなり色移りしにくい傾向があるので、コーディネートの場合はそちらをお勧めします。
 
3について
2と同じく、保管時にアイテムごとにビニール袋に入れ、空気を出来る限り抜き暗所に保管することで避けることが可能です。さらにビニール袋が黒であれば、更に理想的です。
 
4について
冬季の暖房、特にストーブの直近、タバコの火種やロウソクの火との接触を避けてください。PVCや通常の服でも同じことがおきかねないので、特段の注意は必要ないかと思われますが・・・
 
 ここまで簡単に避ける方法をあげてきましたが、1以外は高級なブランドファッションと同じく、大事に保管してあげることで多くが避けられますので、若干の面倒臭さがありますが、決して安価ではないH&Mやユニクロなどと違うファッションとして考えて取り扱いをしてください。
 
ここで取り上げた写真のブランド
Westward Bound
 
latexcatsuit

latexcatsuit

Fetish-Style.info管理人(a.k.a. latexcatsuit)です。
フェティッシュファッション、特にラバーファッションへの思い入れがあり、少しでもフェティッシュファッション、ラバーファッションを知っていただくために、ほぼ毎日更新しています。
ご不明な点や質問等は各エントリーへのコメント、またはコンタクトフォームからお知らせください。
@latexcatsuit latexcatsuit

この記事にコメントを残してみませんか?