ラバーキャットスーツ・・・
最もベーシックなものの一つですし、着こなしが色々とでき、また同時に最もスタイリッシュ、勿論それだけで終わらないのが、キャットスーツだったりします。
ではどういった違いがあるのか。簡単に挙げていきますと、
1.生地
2.ジッパー
3.ソックスの有無
4.グローブの有無
5.マスクの有無
6.フラップの有無
7.他のオプション
となります。
これらを組み合わせて行くと、それこそ無限大のバリエーションが考えられ、どういうのを選べば良いのかわからなくなりますよね。 そんなところを簡単に触れたいと思います。
1.生地
「鋳造で作られた継ぎ目がないもの」と「何枚かのパネルを貼り合わせたもの」に大別されます。後者は更にカッティングデザインで、かなりの種類が生まれますし、両者とも様々な厚みのものがあり、それぞれに長所短所があります。
鋳造で作られたものは、継ぎ目が無いところから一体感が得られるという利点がありますが、基本的にオーダーではなく吊るしとなってしまう為、合うサイズがなかなか無い、デザインがほぼ全くできないという最大の欠点があります。
張り合わせたものは、一体感という点において鋳造に劣りますが、体に合わせたものをオーダーできる、カッティングなどで様々なデザインが可能という利点があり、また肱などよく動く箇所の突っ張り感を軽減できる利点があります。欠点としては、接着が甘いと剥がれてきたりすることがある点が挙げられます。
厚みについてですが、通常は0.3mm〜0.5mmを選べばまず間違いありません。ラバー生地は、薄いほど伸びがよくなり、厚いほど伸びなくなります。たまに0.8mmとか1mmといったものがありますが、ゴワ付き感がでてきたりしますので、それをわざと狙って着ない限りは正直なところ余りオススメできません。
最後に色ですが、ラバーは色によって黄ばみや脱色、色移りがしやすいものがあります。黄ばみや色移りがしやすい白、脱色や色移りでムラができやすい飴色、色移りがしやすい黄色は慣れない間はオススメしません。やはり最初は強い色、黒や赤、パープルなどをオススメします。これらの色ですと、後述するグローブなりマスクなり、色々なものを合わせるときに合わせやすいという副次的効果があったりします。
2.ジッパー
「ジッパーが全くないもの」、「フロントジップ(前ジッパー)」、「バックジップ(後ジッパー)」、「ショルダージップ(肩ジッパー)」、またクロッチジップのあるなしなど、こちらもかなりのバリエーションがあります。
ジッパーが無い物は、多くの場合はネックエントリーといって首の部分を広げて着るものが多いのですが、かなり着用しにくいデメリットがあります。とはいえ、密着感や一体感はこれが最高のようです。ほかに着るためのジッパーがないものに、セパレートになっているものもあります。
フロントジップは、着用時が非常に楽という利点がありますが、欠点は脱ぐときに一人では脱ぎにくい点です。体が柔らかい方はこの欠点は当てはまらないかもしれませんが、最も破損をし易いのがその脱ぐときに集中する傾向があるため注意が必要です。
バックジップは、フロンとジップとは逆に着用時が非常に面倒で一人ではなかなか難しいのが欠点。反面、脱ぐときは簡単に脱ぐことができます。
ショルダージップは、フロントジップとバックジップの欠点を補うものではありますが、肩にジッパーがあるため、少々腕の動きが制限されてしまうという欠点があります。また一般的にフロントジップやバックジップに比べ、高価になりがちです。ですが、フロントジップとバックジップよりも密着感や一体感がより強く感じられます。
着脱用のジッパーのないネックエントリーというのも存在します。ドイツのFantasticrubber.deがリリースしているキャットスーツのほとんど、また英国のLibidexがリリースしているGummi Girl CatsuitやDr Gummi Zipless Catsuitがそれにあたります。着脱に若干の慣れが必要となり、また着脱の仕方によっては破損の危険もありますが、身体へのフィット度合いとラインの美しさについては他の追随を許しません。

ではどれがオススメかといいますと、まずはフロントジップかバックジップがオススメです。この二つ手始めに、あとはお好みでお選びください。少しジッパーを開けて着たいのならフロントジップ、ビシっと着たいのならバックジップでしょうか・・・。
3.ソックスの有無
4.グローブの有無
5.マスクの有無
この三つについては、お好みにより選べばOKかと思いますが、一部に大きな欠点があります。これらのオプションがつくことにより、破損のリスクが高くなるという点です。
例えばグローブ。最も動かす箇所でありながら形が複雑ということもあり、穴が開いたり、裂けたりしやすい箇所でもあります。
ソックスは形が単純で汗をかいてもここに溜まる為に、シューズやブーツが痛むことが少なくなりますが、通常の靴下などを履かないと靴の中で生地がすれてしまい、破れや裂けというリスクがついてまわります。
マスクは裂けたりというリスクはほとんど無く、一体感といったメリットがありますが、コーディネートなどが全くできなくなるというデメリットがあります。コーディネートの点においては、ソックスもグローブもまた同じくあるデメリットですので、マスクに付いては、好みで選んでいただいても良いかもしれません。ただ、その際には首の長さなど、正確に採寸されることを忘れずに。
こういったところから、慣れるまではグローブ、ソックス、マスクが付いていないプレーンなものを買って、好きなデザインのグローブなどを別に求めるのがおすすめです。リスクがあることを承知してもなおそれぞれが付いているものが気に入りましたら、改めてその時に求めてもいいのではないかなと思います。
ついでながらソックスについてですが、ドイツのBlackStyleでは5本指の鋳造製ソックス(商品ページはこちら)をリリースしています。結構なお値段がするのですが、これはかなりの優れもので一体感においては他の追随を許しません。
6.フラップの有無
フラップとはジッパーの裏についているものです。結構見過されがちな点なのですが、付いているものをオススメします。
というのは、これが付いていないとジッパーが直接肌に付いてしまうことになるからです。擦れて赤くなってしまったり、また体毛を巻き込んでしまうこともあったりしますし、なによりジッパーから汗が漏れてしまい「お漏らし状態」になることをある程度防止してくれる作用があります。
安いものにはこれが付いていなかったりするので、購入する際にその有無を確認すると良いでしょう。
7.他のオプション
漠然とした言い方になっていますが、例えばレースアップやトリムラインのカラーを変えたものなど、俗に言うデコラティブなオプションと考えてください。
さすがにこれについては、余りにバリエーションがありすぎて場合分けが困難ですのが、3〜5で触れたように破損するリスクが増大しますし、かなり高価なものになりがちですので最初にデコラティブなものを選ぶのは余りオススメ出来ません。
最初のうちはベーシックなものに何かを足していくと考えたほうが、より幅が広がると思いますし、工夫のやりがいというか遊び甲斐があるのではないかなと思いますが・・・
ここまで長々と書いてきましたが、ざっとしたところは触れたつもりです。
何か足らないところがありましたら、また追加するかもしれません・・・
ここで取り上げたキャットスーツ写真のブランド
Libidex, Simon.O, FutureFetish.eu, Fantastic Rubber
2012/04/26 一部記事、写真を追加