ラバーウェアの使用後のお手入れ(ケア)と保管方法

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 決して安くはないラバーウェアを少しでも長く楽しむために、ラバーの着用方法やお手入れ(ケア)方法、そして保管方法について2回にわけてお届けします。

 第2回目はラバーウェアの使用後のお手入れ(ケア)と保管方法についてご紹介します。

1.使用後すぐに行うべきこと

 ラバーウェアを使用後にすぐ洗浄(クリーニング)できる場合は、以下を飛ばして次項の「洗浄(クリーニング)と乾燥」をご覧ください。

 ラバーウェアを着用すると、いくら一般の衣服とはその特性が異なるとはいえ、その内側には汗やそれに伴う皮脂、そして着用時に使用したドレッシングエイドなどが付着し、外側にはホコリなどの汚れがついています。これをそのままに放置すると、最短で1〜2日程度でカビが生えてしまいます。

タオル これは適度な水分と栄養分があるためで、このカビにより白や黄色などの薄いカラーでは変色を起こしたり、更にはラバーの劣化が早まることにも繋がるため、カビは出来る限り避けたいトラブルです。

 これを避けるには、使用後にラバーウェアの内側に付着した汗などの水分をタオルでしっかりと拭き取ってください。そして出来る限り乾燥している状態にしましょう。

 特にイベントなどでラバーウェアを着用した際は、汗などの拭き取りもしっかりと出来ないことが多いため、使用後はできるかぎり早く洗浄するようにしてください。

2.洗浄(クリーニング)と乾燥

2-1.洗浄方法

シャワー 洗浄は洗濯機を使用したりせず、必ず手洗いを行うようにしてください。

 洗浄には、ラバー洗浄用に販売されているbeGloss Special Washなどの洗浄剤または一般に市販されている中性〜弱酸性のボディーソープを使用します。シャワーなどの流水で内側外側をざっと流し、ボディーシャンプーで軽く皮脂などを洗い流します。この際、ゴシゴシと強く揉み洗いをせず、軽くこすり合わせるくらいに止めます。そして洗った後、きちんとすすいでください。

 ここまでを簡単に行うには、シャワーを浴びる際などに使用したラバーウェアを一緒に浴室へ持ち込み、体を洗う時に一緒にラバーを洗ってしまうのが最も楽な方法です。

2-1-1.ラバーウェア専用洗浄剤
beGLOSS Special Wash ラバーウェア専用洗浄剤は、ボディーソープを使用してラバーウェアを洗浄しすすいだ際に発生する「くっつき」がなく、ラバーウェア専用とされている通り洗浄時・すすぎ時ともに快適に洗浄が行える優れ物です。ボディーソープなどでの洗浄に抵抗がある場合などには特にオススメです。

 現在のところ、日本国内ではbeGloss Special Washのみが入手可能となっているようですが、今後様々なブランドのものが入手可能になるかもしれません。

2-2.乾燥

 洗浄が終わったら、内側外側の水滴などをタオルでざっと拭き取った上で、陰干しにします。

 ラバーは吸湿性がないため乾燥は非常に楽で、夏場では30分〜1時間ほど陰干ししてあげれば、乾いてしまいます。ここで注意が必要なのは、ラバーそのものには吸湿性はありませんが、ジッパーの箇所はそうではありませんので、ここがしっかりと乾くようにしてください。しっかり乾いていないと、保管中にカビが生える可能性が高くなります。


3.ラバー同士のくっつきを防止

 ラバーは洗浄することでラバー同士のくっつきを防止していたパウダーや光沢剤、またドレッシングエイドが全く付着していない状態となりますので、そのままにしておくとラバー同士が張り付いてしまい、無理やりはがそうとすることで破損に繋がる可能性があります。

 そこで完全に乾ききる前に、ラバーウェアの内側にタルカムパウダー(ベビーパウダー)をはたくか、ドレッシングエイドを薄く塗り、ラバー同士のくっつきを防止しておきます。
beGLOSS TALKUM POWDERPjur original

4.光沢を出す(テカテカにする)

 次回また着用するときに光沢を出す手間を少しでも簡単に済ますために、保管前にも光沢を出す作業をすることをオススメします。

 第1回目の「ラバーウェアの着用と着用時のお手入れ(ケア)方法」でもご紹介した方法で光沢出しを行いますが、中でも「ポリッシャーを使用する方法」がこの場合では最適です。保管をしている間に塗布したポリッシャー成分が浸透し、より深みのある光沢を出すことができます。

 ここまでの3と4を同時に行える楽な方法があります。

 beGloss Perfect Shineを使用する方法です。より詳しくはこちらのページをご覧ください。他のケア用品と合わせて使用法や使用感などをお知らせしています。

 Vivishineというケア用品を使用する方法もあります。こちらでご紹介していますので御参照ください。
Pjur originalbeGLOSS PERFECT SHINE

5.保管方法

ジップロック 保管は、ラバーの大敵である日光や酸素を遮断できる状態で行います

 保管バッグには大判のジップロックが完全に密閉できるため最適です。その中に、丸めても、畳んでも構いませんのでラバーウェアを入れ、しっかりと空気を抜いた上で密閉します。

 密閉したジップロックは、出来る限り日光の当たらない場所、できれば冷暗所に保管します。その際、もしあれば黒のビニール袋にいれておくと更にいいでしょう。

6.保管

 保管しているラバーは、着用する予定がなくても、できれば数カ月おきくらいに様子をみることをオススメします。いくらジップロックとはいえ完全に半永久的に密閉できるものではありませんので、チェックの意味もかねて様子を見るようにしてください。

 この保管中に空気が入るなどして、ラバーの表面が粉が吹いたようになり光沢が失われることがあります。これは表面が軽く劣化したためで、光沢剤で一時的にツヤを出すことはできますが、残念ながら元のような光沢には戻すことはできません

 このようなトラブルを避けるためにも定期的に使用するか、チェックを行うようにしましょう。

左が劣化し光沢が失われたラバー、右が劣化していないラバー 表面が劣化したラバーの例

7.用品の入手

 ここまでで紹介してきた各用品は国内でも入手しやすいものが多く、検索すると取り扱っているオンラインショップがすぐに見つかります。

 以下のショップでは店頭販売も行っていますので、急ぎの場合でも入手可能です。

Kurage
Kurageオンラインショップ
beGloss, Pjur Original, Pjur Cult, Pjur Cult Ultra Shine, ポリッシャーのいずれも取り扱いあり。

For Your Pleasure
beGloss, Pjur Original, Pjur Cult, Pjur Cult Ultra Shine, ポリッシャーのいずれも取り扱いあり。

猫柳Latex Gallery
Vivishine, Vividressの取り扱いあり。

最後に

 ここまで様々なお手入れ(ケア)方法等をご紹介してきましたが、実際にお手入れを行った場合にラバーの寿命はどれくらいになるか、気になるところかと思われます。

 着用頻度や着用時の擦れなどのダメージ度合いにもよりますが、きちんとお手入れを行っていれば、5〜7年以上、時には10年以上も着続けることが可能です。筆者が現在所有しているラバーウェアで最も古いものは、1999年前後に購入したラバーTシャツです。

 せっかく購入したラバーウェアですから、丁寧にお手入れを行って、少しでも長く着てあげたいものです。

beGLOSSラバーケア用品各種の使用法と使用感

2016/12/03 一部表現を修正
2016/02/04 一部修正・追加
2015/08/27 再構成と書き直しを行い再公開
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Fetish-Style.info管理人(a.k.a. latexcatsuit)です。
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